2023.06.12 (Mon)
【お笑い用語解説】一発屋芸人
一発屋芸人は、キャッチーなギャグなどで大ブレイクし、その後、さあっと波が引くように露出が減る芸人さんを指します。
一発屋芸人の売れ方は極端で、バイト三昧で月収10万ほどだった人が、数カ月後には寝る暇もないほど仕事依頼が殺到し、収入が一気に百倍以上になる例もあります。
島田紳助さんが、NSCで行った『紳竜の研究』の中で一発屋芸人の売れるメカニズムについて触れておられますので、紹介させていただきましょう。
紳助さんはお笑い芸人が売れるためには「x+yの公式で思考する習慣が必要」といった旨をおっしゃっています。
xとは自分の能力。 yは世間の流れ。
紳助さんは一発屋芸人を称して「たまたま(時代)の方からxにぶつかってきており、出会い頭で起こった衝突事故のようなもの」「y(世間の流れ)はすぐに動いてしまうから、もって2、3年がいいところ」と鋭く分析しておられます。
ここ数年では、一発屋芸人による集団「一発屋会」が作られており、「シビアな芸能界でいかに生き残るか?」という情報共有がなされるようになっているのだとか。
会の正規メンバーは、レイザーラモンHGさん、ムーディー勝山さん、キンタローさん、髭男爵さんなど。
ひょっこりはん氏は、「一発屋会のメンバーに入らないか?」と誘われたものの、「やっぱり、やめときます」と断った模様(笑)。
一発屋芸人は、その存在をいじられることが少なくないものの、売れて世に出るということ自体が大変なことなのを忘れてはいけません。
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