2024.04.08 (Mon)
【お笑い用語解説】漫談、漫談家
漫談の名づけ親は、初代大辻司郎が命名したとされています。大正ごろに創設された演芸です。
無声映画の活動弁士が、映画がトーキーへと移り変わった影響で仕事が激減したタイミングで、持前の話術を生かして寄席の高座等に出演したのを発端という説もあります。
ナイトクラブやショーパブなどで演じられる「スタンダップコメディ(Stand-up comedy)」とスタイルの類似がよく指摘されており、アメリカでは漫才がないもののピンのトークを披露する多数のスタンダップコメディアンが存在します。
ピン芸人日本一を決めるR-1グランプリで優勝経験を持つ漫談家といえば、あべこうじさん(2010年度優勝)、街裏ぴんくさん(2024年度優勝)。
過去に漫談という手法を使ってブレイクしたお笑い芸人といえば、だいたひかるさん、ヒロシさんがいらっしゃいます。
だいたさん、ヒロシさんはブリッジを挟むなど短い尺で完結するスタイルのため、テレビ番組にキャスティングされやすい面があったといえるでしょう。
一切の小道具を用いないシンプルな漫談は、話術のみで勝負しなければならないため、お笑いの地肩の強さが求められます。
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