2024.07.26 (Fri)
【お笑い用語解説】高学歴芸人
その昔「お笑い芸人は学歴不問。笑いの腕だけあればいい世界」といわれていました。
しかし時代が経過するにつれ、高学歴なお笑い芸人が増え始めたのです。
その代表格といえるコンビが、吉本興業のロザンでしょう。
進学校の大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎で出会ったふたりは、その後、菅さんが大阪府立大学に、宇治原さんは京都大学に進学し、大学に通いながら、心斎橋筋2丁目劇場で行われていたオーディション「WaChaCha LIVE Jr.」にアマチュアとして立ち続けます。
オーディション合格後、プロフィールの学歴欄に書かれた京大・大阪府立大の文字を見た吉本の社員は大変驚き、翌日には関西のスポーツ新聞全社からロザンは取材を受けることに。
次第にロザンは高学歴芸人として、認知されるようになります。
2011年3月にロザンは、勉学の推奨・啓蒙に尽力した人に贈られる「第4回国際教育学会・舘糾(たちただす)賞」を見事受賞。もちろんお笑いコンビが選ばれるのは異例でした。
東京の高学歴芸人といえば、オアシズ(東京外国語大学出身の光浦靖子さん、千葉大学出身の大久保佳代子さん)が有名ですね。
他にも早稲田大学出身の上田晋也(くりぃむしちゅー)さん、慶應義塾大学出身のふかわりょうさん、中田敦彦さんなど、有名どころでも高学歴芸人は結構おられます。
勉学が得意なことと、面白いネタを作れることは必ずしもイコールではないものの、お笑いに携わる上で検証を重ねたり推論を立てたり思考する頭の良さはあった方がいいでしょう。
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