2023.07.04 (Tue)
【お笑い用語解説】きっかけ
きっかけという言葉は、お笑いのネタをする際によく使われます。
主に合図やタイミングという意味。
「このきっかけで暗転をお願いします」「このきっかけで音楽をお願いします」みたいな感じですね。
きっかけが複数あるネタの場合、ネタ前のリハーサルで入念に打ち合わせをすることも。
口頭できっかけを伝える場合もありますが、照明や音響を担当される裏方さんへ、きっかけの書かれた台本を提出するケースもあります。
お笑いは間が命。
演出のタイミングが少しズレただけで、さあっとお客さんが引くケースは珍しくありません。
漫才は、基本的に明転してから飛び出し「ありがとうございました」で、はけていきます。
それゆえ、漫才ではきっかけをあまり用いません。
きっかけが使われやすいのは主にコントです。何気なくコントを見ているとスルーしてしまいがちな演出も、「どこにきっかけがあるんだろう?」と意識することで、見方がガラリと変わります。
これまで、きっかけを気に留めていなかった方は、次にコントをご覧になる際「きっかけを探そう」という強い意識で見てみてくださいね。
必ず「なるほど、ここでこういうきっかけがあるのか」という気付きが得られます。
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