2023.05.14 (Sun)
【お笑い用語解説】三段落ち
三段落ちは、昔からあるお笑いの王道テクニックです。
漫才やコントなどでも、幅広く用いられる技術。
3回の発言のうち、最初と2回目は、まともなことを言って、最後の3回目でボケる形式です。
三段落ちの名手といえば、レツゴー三匹のお三人が有名。
「じゅんでーす」
「長作でーす」
「三波春夫でございます」
👆じゅんさん、長作さんは実際の芸名を言っているのですが、
正児さんが三波春夫とまったく異なる名前をいうハズシですね。
じゅんさんと、長作さんがフリを、正児さんがオチ(ボケ)を担当されています。
もうひとつ例を挙げさせていただきましょう。
狩野英孝さんの
「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」のギャグも、三段落ち構造。
ラーメン、つけ麺は麺類ですが、僕イケメンというのは韻を踏んだ別種の言葉。
狩野英孝さんがイケメンではないのも、ボケの面白さを加速させていますね。
(狩野さん、すみません!)
フリが4つ、5つとなると冗長になりすぎるので、その後、ボケても笑いは半減します。
3つ目はオトしやすいというのは、フリの長さとオチの関係を考えた際、理にかなっています。
ずっと受け継がれてきたお笑いテクニックは、いずれもしっかりとした裏付けがあります。
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