2024.04.08 (Mon)
【お笑い用語解説】スタンドアップコメディ
スタンドアップコメディはコメディアンが観衆の目前で演じるコメディの一種です。
マイクを片手に、立った状態でトークすることからそのように呼ばれています。
漫談と類似点の多いスタンダップコメディ。スタンダップコメディの最も大きな特徴は、観衆との対話形式で進められる点でしょう。
スタンダップコメディは、アメリカのライブハウス、バー、パブ、ナイトクラブなどで行われることが多いため、聴衆とのやりとりによって内容を微妙に変えることもあります。
テーマはジョーク、人間観察、下ネタ、政治、宗教、人種差別などバリエーション豊かで、ひやっとするブラックジョークを披露するコメディアンも少なくありません。
ハリウッドで活躍した俳優の中には、ジム・キャリー、ロビン・ウィリアムズ、エディ・マーフィーなどスタンダップコメディ出身の人が一定数います。
伝説のスタンダップコメディアンであるレニー・ブルースは社会問題にどんどん切り込むアグレッシブなスタイルで注目を集めました。
ちなみにレニー・ブルースは、立川談志さんや上岡龍太郎さんなど日本の落語家、お笑い芸人に大きな影響を与えた唯一無二のスタンダップコメディアンで、ダスティン・ホフマンが主演で『レニー・ブルース』という映画が作られています。
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